お客様目線が大切!POP広告で販売促進
POPとは、「Point of Purchase advertising」の略で、「ポップ」または「ピーオーピー」と呼ばれています。お客様が購買(飲食)をする場所で、お客様に何かを知らせ、お客様の購買(飲食)を助ける広告になります。
目次
POPの役割
POPの役割は、以下になります。
- ○○があるか(ないか)
- 何と何があるか(ないか)
- それはどこにあるか
- これは何という品(メニュー)か、いくらか
- この品(メニュー)は、お客様のどんな欲求をみたすか
- それはなぜか
POPの分類
- 分類掲示(コーナー掲示「すし、天ぷら」、商品「メニュー分類」)
- 品名プライスカード
- 案内掲示(レジ、エレベーター、出入口、トイレその他)
- 催事等の広告品掲示
- ショーカード
- お客様の要望にかなう商品(メニュー)をつくり上げる
- その商品(メニュー)にお客様の要望が叶うことをショーカードで知らせる
POPで何を訴求するのか
1. 「お客様の選ぶ権利」に奉仕するために
2. 選びやすい環境をつくるために
2-1. 店の個性を明確にする
- 店の経営理念と政策の要点
- 品揃え(メニュー構成)の特徴
- 販売方法、サービス方法の明示
- POP広告のスタイル、デザイン、伝達内容をその店らしく統一
2-2. 店までスムーズに行けるように案内する
- 店舗をさがしやすくするために、遠くから一目でわかるような、統一された屋外POP広告
- コーナーを探しやすくするために、見やすい場所に館内配置図、コーナー掲示が見通せるように
2-3. 商品(メニュー)の効用の想像を容易にする
- 商品のムードアップ(味、ボリューム、盛り付け、色、その他)の効用
- 飲食目的にふさわしいかどうかが決定の条件になる
2-4. 公正に比較検討できるように
- 自分の飲食目的にふさわしいかどうかをえらぶ
- 類似品の中から最も適しているものをえらぶ
3. 飲食目的にふさわしい商品(メニュー)をえらんでいただくために
3-1. 商品(メニュー)の特性をはっきり伝える
- 商品の名称
- 価格
- 材料(他店との違い、組合せ、産地、運搬方法、新鮮さなど)
- 機能、性質(どんな飲食目的にふさわしいか、どんなメニューとの組み合わせが望ましいかなど)
- 調理方法(他店との違い、調理時間など)
- その他(希少性、名声、無農薬など)
3-2. 商品(メニュー)の効用をわかりやすく訴求する
- 飲食したことのない料理について
- おいしい食べ方、料理と酒類の組み合わせについて
まとめ
POPには、お客様の購買を援助するという姿勢が表現されていることが大切です。